コラム:生活情報番組や夕方ニュースはこのネタで狙え!


月~金曜日の午前中やお昼、午後に放送されている情報番組、

そして夕方のニュースは、ゴールデンタイムにくらべて、出演しやすい枠といえます。


なぜならデイリーでオンエアしているため、スタッフがつねにネタを探しているからです。


25年ぐらい前、私が初めて、日中の情報番組を担当したときのこと、プロデューサーから1枚の紙を渡されました。


紙には「主婦や高齢者が関心を寄せるテーマ=訴求ポイント」の一覧表が書かれていました。


その一覧とは―――


1、収入を増やす


2、お金を節約する


3、もっと健康に


4、医療対策


5、老後の安心


6、喜び(孫や趣味)


7、家事をもっと楽に


8、快適さ(暑さ・寒さ対策など)


9、脂肪をもっと減らす


10、心配から解放される


~の10項目でした。


日中の情報番組の主な視聴者である、主婦と高齢者が関心を寄せる、

これらのテーマをネタに番組をつくれば、確実に視聴率をとれるというわけです。



のちに、この一覧には元ネタがあるとわかりました。


アメリカの広告業界では泣く子も黙るといわれる伝説的なコピーライター、ジョン・ケープルズが書いた本、『Tested Aolrertising Methods 』(最新の邦訳は『ザ・コピーライティング』ダイヤモンド社)が元本。


この本に、売り上げをアップし続けるための「訴求ポイント」として、この10項目がリストアップされていたのです。


元本では、これに加えて「仕事やビジネスで成功する」「名声」があげられ、全12項目から成っています。


ワイドショーは主婦向けですから、この2つは省いたのでしょう。


今のテレビ番組なら「グルメ」や「ペット・動物」、「子ども」といった項目が入ることでしょう。


この項目は今から4半世紀前にもらったものです。それなのに今も十分、参考にできます。


驚くべきは、この本がいまから80年以上前に書かれたものであること。これらの項目は、どんな時代にも通用する、人の基本的な興味・関心なのです。


できれば、ぜひ、これらの訴求ポイントに「テレビが飛びつく4原則」を絡めてみてください。


「家事をもっと楽に」なら、「なぜ、今か」を絡めて、「梅雨時の洗濯ものを室内で簡単に干せるグッズ」や「手抜きでピッカピカ!年末の大掃除を10倍楽にするグッズ」など。


「脂肪をもっと減らす」なら、「コートを脱いで薄着になる季節」や「食欲の秋」「正月太り」といった季節性をからめるのです。


それができれば採用率が大きくアップすること、間違いありません。


あなたがテレビ番組でPRしたい商品は、視聴者にどの訴求ポイントで、どんなタイミングのときに、ベネフィットを提供するものでしょうか?


その点を強調したプレスリリースを送れば、日中の情報番組でネタが採用される確率が高くなります。

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