コラム:画になりにくいものを画にするには?


テレビ取材を呼び込むには、現状では、映像になりにくい商品であったとしても「画になるよう」工夫することが大切です。


京都・上京区に店を構える「めん馬鹿・一代」は、見た目はごくごく普通のラーメン店ですが、お客さんの目の前で、高温の油を九条ネギが山盛りになった丼に注ぐことで火柱があがる工夫をしています。


画が強いためテレビで何度か紹介されているのでご覧になった方も多いでしょう。その衝撃映像がYouTubeで全世界に配信され、今では訪日外国人で連日、満員となっています。


先日、夕方のニュース番組で、東京・高円寺にある天ぷら屋さん「天すけ」が紹介されていましたが、ここも訪日外国人客に大人気。


その秘密は人気メニュー「玉子の天ぷら」をつくる際の店主のパフォーマンスにありました。


玉子の天ぷらは油の入った鍋に直接、卵を割り落として揚げるのですが、その殻を店主が後ろにノールックで投げてトレイに入れるのです。


玉子の天ぷら自体の美味しさはもちろん、この殻投げパフォーマンスを目当てに訪日外国人客が訪れるわけですが、「訪日外国人客に人気(なぜ今か)」と画になるパフォーマンスの組み合わせでテレビ取材に結びついたのです。


あなたの商品は、画になるようなプラスαの工夫をすることで、より高カロリーの映像にならないでしょうか? 


ちょっとしたアイデアで構いません。テレビが伝えたくなるような動きのある映像をあなたの商品に持たせることができないか考えてみてください。


たとえ、動きのない画にならないものであっても、画にする工夫を考えてみましょう。


たとえばネット上のフリーマーケットアプリである「メルカリ」にしても、どのようなものかをスマホの画面上で紹介するだけでは画が持ちません。


しかし、メルカリを利用して、お小遣いをたっぷりと稼いでいる主婦の日常に密着しながら紹介すれば、画になります。


その主婦のキャラクターが良かったり、「メルカリの小遣い稼ぎで、毎月の家計の赤字が解消した」といった物語性があったりすれば、テレビに取り上げられやすくなるだけでなく、放送される尺が伸びるはずです。

0回の閲覧

放送作家が伝授!

テレビ取材を受ける方法

© 2020 by Akihiro Ishida