テレビ用プレスリリースに欠かせないこと

もし、あなたがテレビでアピールしたい商品に、画になる要素があるならば、プレスリリースには、かならず「このような(画になる)取材が可能です」といった取材内容を書いておきましょう。
実際に現場に赴くディレクターは、どんな映像が撮れるかわからないことをとても不安視します。
放送に使える映像がどれほど撮れたかを、テレビ業界では「撮れ高」といいますが、せっかく現場に行って、撮れ高が少なければ、編集の時点でかなり苦労します(だからこそ、私たち放送作家は海外ロケから帰ってきたディレクターに、開口一番「撮れ高はどう?」と聞くのが通例です)。
しかし、プレスリリースで、どんな取材ができるのかを教えてあげれば、ディレクターの撮れ高に対する不安が、かなり軽減されるでしょう。ですから次のようなことを書き添えておくのです。
「お客さんが施術前と施術後で、どれだけ変わるか取材いただけます」
「うちのサービスに感謝してくれている利用者を紹介できます」
「朝の市場での仕入れの様子を取材していただけます」
「実際のクレーム対応をお見せすることができます」
「部外秘の製造工程を初公開します」
「新メニュー開発の裏側の取材が可能です」
こうした取材要素を、プレスリリースに添えるだけで、取材獲得の確率は大きく向上します。
あなたの商品をもっともご存じなのは、あなた自身です。まずはあなたが、自分の商品をどうすれば画にできるかを考えてみてください。
テレビマンがおもわず多くの人に伝えたくなるようなシーンを提案できれば、採用は間違いありません。
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